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UAV(ドローン)による測量

 


UAV写真測量

 

 

 

UAV写真測量の活用により、人が入ることができなかった箇所や広

範囲の測量データを取得することができるようになりました。

また、オルソ画像の作成、地形図の作成・三次元データによる縦横

断図の作成が可能なことや、従来の測量よりも作業時間・作業人数

を大幅に削減することができるようになりました。

 

 

 

 


UAVレーザ測量

 

 

UAVレーザ測量によって取得され点群データの最大のメリットは

写真測量では計測が困難な木や草等が生い茂っている箇所や影の部

分の計測も、無数のレーザーが隙間を通り抜けることで地形観測デ

ータを取得することが可能となりました。また、グリーンレーザー

を使用することにより水の中も計測することが可能となります。 

 

 

 

 


UAVを活用した測量での注意事項

 

~ 遵守事項 ~

 

飛行前の整備・点検

飛行禁止エリアの確認

(空港周辺・150m以上の上空・住宅密集地・緊急用務空域 等)

日中での飛行

目視内での飛行

土地の占有者への飛行許可

etc

 

 

~ 承認が必要な飛行方法 ~

 

夜間での飛行

目視外での飛行

人・建物との距離30m未満での飛行

イベントの際の上空飛行

危険物輸送

物の投下

etc

 

 

~ 禁止事項 ~

 

飛行禁止エリアでの飛行

悪天候時の飛行

危険な操縦飛行

飲酒時の飛行

etc

 

 

詳しくは国土交通省ホームページにてご確認ください。

 


UAVを活用した測量でのメリット・デメリット

 

~ メリット ~

 

作業効率の向上

作業人数の削減

危険な場所、立ち入ることが困難な場所、広範囲の場所も測定することができる

点群データを取得することができる

           植生部も測定可能 ※UAVレーザ測量の場合

                水の中も測定可能 ※グリーンレーザーを使用した場合

 

 

~ デメリット ~

 

長時間の作業はできない

上空から写る地物しか測定できない

飛行する際には許可が必要

飛行できない禁止エリアがある

天候に左右されやすい

 

 

 


UAV測量の作業工程

 

 UAV写真測量の作業工程 ~

 

 

〇数値地形図

デジタルデータでの情報(基準点・標高・公共既設・地名・行政界等)で

構成された数値情報を実体とする地図のこと

 

 

 

~ UAV点群測量の作業工程 ~

 

 

〇点群

三次元情報・色の情報を持つ点の集まり

様々な用途で使用することができる

 

 

 

~ UAVレーザ測量の作業工程 ~

 

 

〇ボアサイトキャリブレーション

IMULSとの三軸の角度差を求める作業のことで

UAVレーザ測量において必要不可欠な作業

 

 

〇オリジナルデータ

位置および高さの三次元座標を持つ点群によって

地形及び地物の表面の位置、形状等を表現したもの

 

 

〇その他の成果データ

グラウンドデータ

グリッドデータ

等高線データ

数値地形図データ